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Channel: 記憶探偵〜益田啓一郎のブログ(旧博多湾つれづれ紀行)
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銭湯で博多の名画を楽しむ「月の湯」編

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久々に福岡空港そばの「月の湯」に行きました。昨年暮れの改装で館内は博多モチーフ(故西島伊三雄氏の童画とグッズ販売)に統一されたんですね。

湯船に浸かって西島先生の名作を楽しめるのは案外いいかも。男湯は博多祇園山笠の金屏風、女湯は博多どんたく松囃子の金屏風…。(金屏風の写真は「月の湯」HPより転載)

七夕飾りのイベントやってましたが、できれば博多式に「旧暦」に統一してほしいというのは欲張りでしょうか…。


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福岡市の昭和時代の「市政だより」

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一昨年の市制50周年を機に「市政だより」昭和期のバックナンバーをサイトで公開している北九州市と違って、福岡市はなかなか古い市政だよりのデジタル化&公開予定がないようで、調べたい内容が多い私は意識的に探し少しずつ入手しています。

北九州市「市政だよりデジタルアーカイブ(昭和38年~)」

内容が面白いのはやっぱり政令指定都市をめざしていた昭和30年代末から40年代にかけてでしょうか。写真は昭和38年の記事から数枚。福岡市民会館や博多駅移転、町会町名改正の詳細に加え、この年は那珂川や御笠川が氾濫する大水害の年なので、千鳥橋や柳橋の改修工事や水害の号外もあります。

博多駅85年史などに出てくる一番知りたかった「博多新駅」に関する公募記事が見つからないのは少々残念…。市議会録などと照らし合わせて再調査したい内容が増えました。

あと、市政だよりに使用した写真って、福岡市は保管してないんでしょうか。きちんとアーカイブ化すれば相応の活用方法があるのに…たぶん印刷会社から返却された写真資料は簡単に処分されている事でしょう(目的が市政だより掲載であれば、普通はそれが終われば処分されます)。

西日本新聞が最近公開したフォトライブラリーもそうですが、記事等に使用された古いものは現存するプリントをただスキャンしただけで、補正・ゴミ除去作業もされていないため品質が悪いものも多いのが難点。後年に再度使用するという思考が無かった時代なので仕方ないでしょうが、市史や社史の編纂時期になって慌てて再収集するも集まらないというのが大半の組織。

デジタルアーカイブ化には、使用用途を考察した上で品質を確保するためのコツがたくさんあります。その点、お手伝いさせていただいている西日本鉄道さんは、2008年の100周年を機に写真資料のデジタル化を本格化し昨年から「にしてつWebミュージアム」でも公開開始。社会貢献を前提にした一般使用を前提としているので、新聞社のような割高の提供価格設定もしていませんし(5~10分の1の提供価格、ほぼ管理人件費代)、デジタル化はネガ・ポジなど原版が遺るものは原板からスキャン・補正を行い、高画質でのデジタルアーカイブとなっています(サイト公開分は画像が小さいのが難点ですが、昨今の無秩序なコピー文化では仕方なし)。

ちなみに、福岡市港湾局所蔵の古い写真は、昨年の「博多ポートタワー50周年」に絡み良質なデジタル化が終わりましたが、港湾局が西日本新聞に借りた写真は全て品質悪く、掲載料もバリ高なのでパネルにはとりあえず使用も、フォトブック等への掲載は見合わせました。こればっかりは使用する際の用途経験(アイデア)と印刷・写真の専門知識が必要だと実感、より高解像度でキレイなデジタルアーカイブ構築を期待します。

 

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最初のサザエさん連載で知られる夕刊フクニチ新聞が発行していた昭和の「団地新聞」が面白い!

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収集している昭和期の膨大な写真資料を活かすための周辺資料として、当時の地域雑誌やタウン誌、業界新聞も積極的に収集しています。これはその中の「団地新聞」です。

「団地新聞」は福岡市を中心に北部九州一円に広がる団地の最新情報や生活情報が掲載されている業界新聞ですが、記事も広告もバツグンにマニアックで面白い!調べると編纂発行は「サザエさん」の連載開始時の新聞として知られる夕刊フクニチ新聞だったようです。

今のところ昭和40年代分しか入手できていませんが、どれくらいの期間発行されたものなんでしょうか。西日本鉄道グループが開拓した団地は西鉄本社のアーカイブに資料が遺りますが、それ以外については団地向けの西鉄路線バス開設などの資料・写真以外は市史に少しある程度の情報で詳細はまとめられていない気がします。

県や市の住宅センターなども関係分しか資料は無く、すべてが断片的なので「団地新聞」の存在は全てをデータベース化できれば福岡市の都市化の詳細履歴を把握できる素晴らしい資料になりそうです。ある程度の情報が集まると、改めて県立図書館などで裏付け資料を調べ、また新たな資料開拓をするの繰り返しの地道な作業です。

1992年に休刊廃業したフクニチ新聞社の資料群のうち、本紙に掲載されたニュース写真のプリントは福岡市総合図書館に入り、近年ようやくマイクロフィルム化が進んでいるようです。膨大な本紙もマイクロフィルム化されていますが、閲覧も大変なうえ写真画質は最悪なのでやっぱり本紙面を地道に集める方が実用的なのも悲しい事実です。

 

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天神にあったダッジェムコーナーって何?

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昭和40年代の「団地新聞」の「MACダッジェムコーナー」という広告が気になります。モデルさんは三平師匠でしょうか、地図づくりのプロ的立場からすると、アバウトな地図は天才肌に感じてしまいます(笑)。

団地新聞など新聞・雑誌の面白さは紙面記事だけではありません。写真のように当時の映画・人気商品・施設・売り出しの広告も時代や世相がわかる貴重資料です。

特に映画の広告は、戦前から昭和40年代まで東京都に次ぐ映画館集積地であった福岡県(福岡市だけで76館、うち中洲だけで22館が集積)にとって貴重な風俗・時代資料です。

この広告のように映画やテレビ番組にあやかった迷コピーも登場。

「団地新聞」は当時のテレビ番組紹介ページが充実しているので、これも興味深いんです。

2015年の現代、実はこの時代に建てられた団地が次々に老朽化などで建て替えが進んでいます。開設当時は若いファミリー層で賑わったものの、時代を経て老人だけの街になった団地も多し。結果、この時代に郊外に家を買って市中心部から郊外へ移り住んだ方々が、高齢化とともに都心に戻ってきている現象も顕著化しているようですね。

 

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「Y氏は暇人」山田君と絵葉書研究会の縁

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先日、約1年ぶりに絵葉書研究会に参加しました。その後、超人気ブロガー「Y氏は暇人」山田君のブログで「古写真で読み解く福岡城(後藤仁公著・海鳥社)」が詳細解説で紹介されています。後藤さんも山田君も、実は絵葉書研究会メンバー。後藤さんのリクエストで私が海鳥社との繋ぎ役を担い書籍化が実現しました。後藤さんの本は現在、天神のジュンク堂書店1Fにコーナーが作られ、後藤さん作の福岡城模型なども展示されています。

さぁ次はいよいよ最年少・山田君の本の発刊が待たれますが、彼については出版社側からの強い要望で紹介し、順調に企画編纂も進んでいるようで楽しみです。彼と私のネタがカブっているのでライバル関係なのか、と思う方もいるようですが(TV番組のディレクターさんにそう言われる事多し)、実際のところ二人にそんな壁は皆無。

彼のモチーフにはありがたい事に私の書籍や本ブログのネタもあり、私とは違う視点でエンタメ的に詳細考察してくれるので、実は楽しみにしています(笑)

実は、私の最初の本「ふくおか絵葉書浪慢(2004年・海鳥社)」は絵葉書研究会会長の平原健二さん(なんでも鑑定団の常連)らのコレクションをもとに書籍化したものでした。そういった意味で絵葉書研究会は、私にとって現在の活動と知識の原点の場所。お互い刺激しあうも干渉しない絶妙の環境は居心地が良いのです。一昨年はメンバーの古城さんのコレクションをまとめた「絵はがきの別府(左右社)」が刊行されて、新聞各紙で取り上げられるなど話題になりました。

とにかくメンバー皆さん専門収集分野は博識、昭和をテーマにした写真集の多くに平原さんらの名前が登場します。過去自分がそうしてもらったように、出版社と皆さんを繋ぎ、メンバーの本が出るたびに次世代の著者を紹介し育てる役割の一端を担う幸せを感じてます。絵葉書研究会は偶数月の「筥崎宮蚤の市」開催日の午後に開催(ジャズ喫茶JAB)しています。

余談ですが、ちなみに蚤の市を開催している「モダンラヴァーズ」支那海さんは、劇衆「上海素麺工場」を運営しつつ骨董商をされていますが、支那海さんや「宝珠山小劇場」を運営されていた故・田村悟史さん(SPレコード研究会、戦後雑誌コレクション他)も私に様々な影響をくれた恩人です。彼らのご縁は「宗像大社」記録写真(アーカイブ)や福岡市広報の無料公開写真を担当している写真家・遠江氏(伝統工芸者の記録、九州沖縄サミット福岡蔵相会議ポスター写真など代表作多数)である事を考えると、人の縁はホントに無限で貴重、刺激し合う事で妥協せずに質を高める事ができます。


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貴重な昭和30年代の大牟田市空撮写真群

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先日の絵葉書研究会で「Y氏は暇人」山田君が持参出品した写真アルバムを辛うじてゲットしました。昭和34年~35年の大牟田市空撮写真群、かなり広範囲に約160枚です。

詳しく調べると色々貴重なものが写っているようで、大牟田駅の西鉄側ホームに300形と313形が停まっている写真もありました。

撮影機体は西日本空輸のヘリやセスナ機です。

大牟田に関しては昭和45年に新堺町駅開業時や井筒屋開業時の空撮写真群がにしてつアーカイブにありますが、30年代の空撮は案外貴重かも…地元の方々にチェックいただき、要考察ですね!


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KBCドォーモ「戦争遺産」第2弾ロケ

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6月25日(木)は終日KBCドォーモ「戦争遺産」第2弾のロケ、朝7時過ぎに出発して夜まで12時間余、中上真亜子さんやスタッフさん達と佐世保から北九州までの強行軍でした。

今回は軍関係ではなく、一般庶民が知恵をしぼり作り上げた戦争遺構を巡っています。前夜は仕事が押して2時間ほどしか眠ることができず、移動中は爆睡、ボーっとしたまま気づくとロケが終わってしまいました(笑)

佐世保は個人的にご縁がある地で、2007年に花園中学(現在は統廃合で消滅、前川清さんの母校)の「いのちの授業~ふるさと佐世保マップ創り」講師役で半年通った際は、よく市街を歩き回りました。佐世保市の中心部にある戸尾市場の大火災以降、実は初めての訪問でまちなみの変化にも衝撃を受けて帰福しました。

この一帯、もし「ブラタモリ佐世保編」があるならば確実にネタになるでしょうね。小学校下にある防空壕跡の商店、市場の下は川(暗渠)、坂の町だけに魅力的な路地や坂ばかりで、またゆっくり散策したくなりました。

KBCドォーモ「戦争遺産」第2弾放送は6月29日(月)深夜24:15~予定だそうです。ぜひご覧くださいませ。

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博多祇園山笠・西流の棒洗い&小屋入り

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6月28日(日)は早朝から博多祇園山笠・西流の棒洗い(櫛田神社浜宮)&小屋入り神事の記録撮影係。昨日までの梅雨空から一転の爽やかな晴れ間にホッとしました。

委員を仰せつかっている50周年史の編纂作業もいよいよ待ったなし状態で進行中、神事の合間にも細かい打ち合わせが続きます。

というわけで今年も7月15日の追い山笠まで、西流中心に「博多カレンダー」委員の腕章をつけて全体行事の撮影班です。(博多カレンダーは、博多総鎮守・櫛田神社と博多祇園山笠振興会、博多松囃子振興会で製作しています)


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爽やかな夕暮れ時の散歩は福岡空港へ

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爽やかな夕暮れ時、今日の散歩コースは1ヶ月ぶりの福岡空港方面へ。

10分も歩けば空港周辺です。iPadしか持って行かなかったのが残念なくらい、大勢の飛行機ファンが見物&撮影してました。

離陸ポイント付近には誰が造ったのか知りませんが「お立ち台」があり、いつも熱心な方々が入れ替わり見物しています。

昭和20年5月に空港(滑走路)ができる前、一帯が福岡平野いちの穀倉地帯だった名残りは、随所に残る豊富な水量の水路とわずか10反ほどになった水田くらいでしょうか…。


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身近にある気になるもの…真実の口ほか

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何の変哲のない私の住む町ですが、半径わずか数百mのエリアに真実の口、博多べい(もどき)、福博八十八ヶ所巡りの札所、日時計など多彩な「気になるモノ」があります。

ブラタモリ的な視点で自分の住む町を散策するのは日常の定番。

公団(UR)の敷地は歴史ある「博多べい」を再現した日本庭園風。その向かいにはドンク福岡工場があり、毎朝パンのいい匂いが漂います。ここで直販とかしてくれたら嬉しいんですが、それは無いので毎日匂いだけの満足(笑)。

使われているのを見たことがない「日時計」もURの敷地内。

米軍基地があった頃はため池だった場所は、最近綺麗な公園(津屋公園)になりましたが、まちの外れで周囲にそれほどファミリーマンションが無いので、散策したり遊んでいる人はほとんど居ません。最近、隣に東福岡高校の寮ができたくらいでしょうか。

娘が小学生時代、学校の50周年記念に「校区おもしろマップ」を皆で制作してマイタウンマップ・コンクールで賞をいただいたのは2005年度(約10年前)、引っ越してきた17年前に50軒以上の商店があった最寄りの商店街は壊滅し、時の流れを感じます。


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博多の街中に埋まっている正体不明の鉄製筒…

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最近まで気づかなかったのですが、博多区店屋町のカフェ108向かいのビル脇にあるコレがすごく気になっています。

一見すると何か解らない鉄製筒、どなたか存在&謂れをご存知の方いらっしゃいますか?不気味な「焼夷弾」にも見えるのですが…少し形状が違うかな。

おポンプ様とカタチを見比べましたが、やっぱり明らかに違います。消火栓とか、下水栓なら良いのですが、弾頭とかだと怖いですね。もしそうなら立派な「戦争遺産」です。

場所は、先日のギンギラ太陽's「天神開拓史」公演でも活躍したカフェ・ブラジレイロの現店舗のすぐそば、向かいは西流当番町(店屋町)詰所・山小屋です。

ご近所の長老方ならご存知かもしれないので、近々確認しようと思ってます。


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福ビル1F写真7月テーマは「ソラリア山笠25周年」です

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6月30日夜、担当している福岡ビル1F西鉄ショーケースの写真パネル展示替え、20時過ぎに無事終えました。

7月度のテーマは「ソラリア山笠25周年~平成3年、博多祇園山笠『ソラリア飾り山』初登場!」です。懐かしい西鉄名店街時代の飾り山笠共々、ソラリア飾り山笠の歴史の一端を8枚のパネル(16枚の写真)でご紹介しています。天神へお出かけの際はぜひご覧ください。

先月までの70回分のパネルはにしてつWebミュージアム想い出写真館」ページにて閲覧可能です。


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博多祇園山笠「西流」祈願祭&当番町お汐井とり

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7月1日は早朝、「博多祇園山笠」四番山笠・西流は辻祈祷のあとに櫛田神社にて祈願祭。

山笠期間中しか出来ない50周年史行事の打ち合わせも経て、夕刻は当番町お汐井取りの記録撮影班…西流を中心に各流も撮影。

昼間はフォトブックを書店に納品したり、各所で仕事の打ち合わせしたり、ほとんど合間に仕事している感じ(笑)ですが、明日から3日間は出張で博多不在となります。


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博多祇園山笠「当番町お汐井とり」

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7月1日夕刻、博多祇園山笠「当番町お汐井とり」のつづき、独自ポイントへ移動しながら各流を可能な限り撮影…。

実はこの日に合わせてアルコール断ちをして、目標体重まで自然な減量にも成功したので身体はスゴく軽い…慢性的な睡眠不足を除けば、体調すこぶるいい感じです。

 

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アジア最大級のクルーズ船「クァンタム・オブ・ザ・シーズ」がほんとにデカい!

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7月1日夕刻の博多祇園山笠「当番町お汐井とり」の各流の待ち時間、筥崎宮のお汐井浜から見えていたアジア最大級のクルーズ船「クァンタム・オブ・ザ・シーズ(全長348m、167,800総トン)」の大きさがずっと気になってました。

前週末に臨時で博多港(箱崎ふ頭)へ初寄港でしたが、本来はこの日が初寄港の予定だった過去最大の客船(日本に寄港した船で最大だとか)。先日KBC「アサデス。」で取り上げられてましたが、設備がスゴいんですよね。スカイダイビングとかサーフィン施設もあるらしい…来年は福岡発のリーズナブルな航海プランも登場するとか言っていたので期待!

クァンタム・オブ・ザ・シーズ初寄港の記事トラベルボイス

博多港は昨年も日本一の大型客船寄港数を誇り、今年はさらに倍増の勢い…その象徴がこの船でしょうか。今のところ博多ふ頭(国際線ターミナル付近)に着岸予定はないようで、博多ポートタワーと一緒に撮影するには海上(マリエラや市営渡船など)から撮影するしかなさそうです。

 

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「電力の鬼」松永安左エ門と松永四天王の記憶を求めて

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7月2日(木)は朝から新幹線で名古屋へ。名鉄グランドホテルのラウンジで中部電力OBでのAさん・Tさんと初めてお会いし、様々なご教授をいただきました。お二人は産業遺産や電力界の偉人伝などを執筆をされている業界きっての資料情報網をお持ちです。

電力王といえば、今秋名古屋放送局が制作し総合テレビで全国放送される吉田鋼太郎さん主演のNHKドラマ「鬼と呼ばれた男~松永安左ェ門」です。松永が電力業界で地盤を固めたのは福岡時代、彼のもとで四天王と呼ばれ九州鉄道(現・西鉄天神大牟田線)などを立ち上げた際の歴代社長である海東要造や進藤甲兵らの情報は少なく、以前から意識的に情報や資料の掘り起こしを続けています。

東京の電力中央研究所にも確認しましたが、彼らの資料はまったく無いとの事。(社)日本電気協会中部支部のホームページ等で公開されている「中部エネルギーを築いた人々」で取り上げられているのを見つけて、今回の執筆者お二人をご紹介いただきました。

夕刻には東京・新宿へ移動到着、夕食後の思い出横丁からホテルへの帰路に、5月に引退した西武観光「ライオンズ・エキスプレス」号と同じ塗色の車両に遭遇。翌日の西武ライオンズ球団行きを前に少しラッキーな気分になりました!

聞くと西武観光ではこの塗色車両を空港連絡パスや高速バスに投入しているそうですが、この日見たのは新潟行きでした。

西武空港連絡パスのページ(参照)

NHKドラマ「鬼と呼ばれた男~松永安左ェ門」にも福岡時代のシーンも入れたいとの話があり、壱岐の松永記念館からのご紹介で福岡時代の松永らの痕跡について4月に資料対応をしましたが、結果的に60分単発ドラマ内でそこまで表現するのは困難という事で福岡シーンは最終的に省かれた様子。映画やドラマではよくある展開なのでそれも仕方なしですが、それでも松永を取り上げるドラマという事で放送が楽しみ!


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4年ぶりの西武ドーム訪問記

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7月3日(金)は終日雨天でしたが、朝イチで所沢の西武プリンスドームへ。

西武ドーム訪問は2011年の「ライオンズクラシック」試合以来でした。当時は西鉄ライオンズOB会の広報&事務局を務めていた頃(拙著「伝説の西鉄ライオンズ」連載執筆時)で、豊田泰光さんや中西太さんらOBの皆様が登場してのセレモニーで、引率役の私も西武ベンチに入らせていただいたのが懐かしい思い出です。

そういえば、その日の相手はソフトバンクホークス。小久保さんが負傷で途中交代しましたが、その一因を西武ドームのダグアウト裏で目撃した事も思い出しました。

当時は今季、球団記録となる25試合連続ヒット(7月4日現在)を続けて大ブレイク中の秋山翔吾選手が出始めの頃で、VIPルームで試合観戦した中西さんらも彼を知らなかったようで「ホークス秋山監督の親類かな」という会話もありました(笑)。なにせあの日私は左隣に中西さん、右隣に「完全試合」西村さん、すぐ後ろには豊田さんという夢のような席配置(それぞれのディープな解説付き)で観戦できたのも今考えると奇跡です。

3日は打ち合わせ前に、通常入れないVIPルームなども見学させていただき(展示写真の一部、西鉄所蔵写真などの提供にも関わったので確認した次第)、展示された歴代レジェンドの記憶を感じつつ無事に今回の所用(ある打合せ)を終えました。

来年はライオンズ球団が初日本一になって60年、それは福岡(九州)の球団の初日本一でもあるので、今季調子のいいホークスとライオンズ双方のメモリアル・イヤーとなる気がします。


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西武と西鉄、球団と室内スキー場をめぐる数奇な縁

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今回の埼玉西武ライオンズ球団への訪問で、もうひとつ確認したかったのが「狭山スキー場」と「西武鉄道と西日本鉄道の縁」です。

1959(昭和34)年12月22日、高松宮ご夫妻が出席して開場のテープカットが行われた狭山スキー場。その前身は前年の1958(昭和33)年11月23日に西武鉄道グループの「豊島園」に開業したインドアスキー場です。

西鉄と西武鉄道は、ご存知のように「西鉄ライオンズ」と「埼玉西武ライオンズ」ライオンズ球団の前身後身の関係ですが、実は二つの会社は輪廻天性のような不思議な縁で繋がっています。ひとつは西鉄が戦前の1943(昭和18)年の1シーズンだけ保有しプロ野球に参入した「西鉄軍(西鉄産業軍)」というプロ球団の縁。1936(昭和11)年の現行プロ野球発足の年に参入した7球団のひとつ「東京セネタース」は西武鉄道(現在の西武新宿線)が共同運営に名を連ねた球団で、オーナーは貴族院議員・有馬頼寧伯爵(競馬「有馬記念」で知られる筑後久留米藩主の末えい)でした。

不思議な縁というのはココからで、セネタースのユニフォーム&球団マークには当初からライオンがデザインされていました。戦時下で球団経営に行き詰まったセネタースは次々と共同経営会社が変わり、最後に依頼を受けたのが発足したばかりの西日本鉄道の社長・村上巧児でした。村上は有馬氏の依頼を受託し「西鉄軍」として昭和18年のシーズンにプロ参入、前期後期制の後期には巨人軍と争い優勝争いにも絡みました。

戦争が激しさを増し、出征する選手が相次いだことから同年限りでチームは解散。戦後、村上を中心に西日本鉄道は再度のプロ野球参入を目論みますが、解散した球団は再参入の権利がなくノンプロ西鉄を経て(昭和23年に都市対抗野球で優勝)、2リーグ分裂時に「西鉄クリッパース」として再参入が叶い、これが翌年に西日本パイレーツとの合併により「西鉄ライオンズ」誕生となる訳です。

これらの縁は西武球団の「ライオンズクラシック2013~東京セネタースと西武鉄道物語」に詳しく説明されています。

もうひとつの不思議な縁は、世界初のインドア(室内)スキー場についてです。1958(昭和33)年11月23日に豊島園に世界初のインドアスキー場(オカクズと砂を混ぜた人工雪を使用)が開設され、翌12月には西武百貨店屋上にも登場します。そのわずか3週間後、同様にインドアスキー場の開設を目論んでいたのが西日本鉄道を中心とする福岡市の企業が共同運営し、筥崎宮参道に建設された「福岡室内スキー場」です。結果、1958(昭和33)年12月12日に世界で3番目、西日本初となるインドアスキー場が開設されて、全国的なスキーブーム到来目前の福岡でスキー入門施設(室内スキー場で体験し、大山や三瓶山へスキーバスツアー)として愛好家に親しまれました。

福岡室内スキー場についての記録写真はにしてつWebミュージアム「にしてつ画像ライブラリー」にて公開しています。

前身会社が次々と100周年を迎えている西武鉄道、所沢駅など駅ごとに歴史紹介パネルが展示されていました。

 

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野球殿堂博物館で元西鉄ライオンズ番記者の貴重資料を拝見

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7月3日(金)、午後は野球殿堂博物館(後楽園・東京ドーム内)へ移動し、昨年暮れに亡くなられた元西日本新聞運動部記者(雑誌「野球界」等の西鉄ライオンズ担当)の故今西良光さんの旧蔵資料を拝見。

今西さんには拙著「西鉄ライオンズとその時代」の2009年の刊行時に手紙をいただき、諸々お付き合いご指導いただきました。西武ドームでの「ライオンズ・クラシック2011」イベント時にお会いしたのが最後でした。

現在の「西日本スポーツ」など福岡で発刊されているスポーツ紙の多くは、西鉄ライオンズの全盛期に刊行されたり福岡に支社ができています。明治末から刊行されていた雑誌「野球界」記者時代を含めて、今西さんが集められた貴重な資料・蔵書群を拝見し、伝承役を引き継ぐ意味を再確認。

故阿久悠さんの企画展なども拝見し、勉強させていただきました。

ちなみに野球殿堂博物館の図書コーナーには、拙著「西鉄ライオンズとその時代」「伝説の西鉄ライオンズ」も収蔵いただいてます。


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企画展「野球と鉄道ー幻の球場と思い出の球団」を観る

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7月3日(金)午後はさらに移動して、旧新橋停車場・鉄道歴史展示室の企画展「野球と鉄道ー幻の球場と思い出の球団」を観覧しました。

平和台球場と西鉄ライオンズについては少し残念な展示でしたが、貴重資料多く野球ファンも鉄道ファンも必見です!


1Fの銀座ライオンがまだ開店前だったので、新橋駅前ビル地下のパーラーキムラヤにて少し休憩…。私がふらりと立ち寄るお店は、基本的に昭和レトロです。

実のところ、私は旅の際に事前に綿密な行動予定を立てるのが好きでなく、今回も名古屋での出会いと西武球団を除けば他はすべて「行き当たりばったり」でした(笑)。西武球団で野球殿堂博物館のご担当を紹介いただき、野球殿堂博物館鉄道歴史展示室の企画展示を知ったという具合。すべて一期一会と受け入れ、偶然の展開や出会いを楽しむのが流儀ですが、不思議とテーマもまとまるもんですね。


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